他社の事例や市販ではなく、御社のスタッフと作業現場で撮影し、オリジナルの動画教材を制作します。
他社の事例や市販ではなく、御社のスタッフと作業現場で撮影し、オリジナルの動画教材を制作します。
作業内容を確認するために、現場で実際の作業内容や環境を確認します。
作業要領書と現場でおこなわれている作業が異なっていることは多々あります。
理由は、作業者が故意で変更している、作業要領書では表現できない動きだったので解釈が異なった、そもそも指導内容にバラツキがあったなど、様々です。
作業のポイントはどこか。また、高度なテクニックを必要とするものなのかどうかなど、ハンディビデオで作業を撮影し、現場の方にもお話を聞いて作業内容を確認します。
作業要領書や又聞きでは知ることのできない、細かな情報を収集するため、実際の作業を実際の現場で見させていただきます。
作業内容を調査・分析し、正しい動作かを見極め、作業内容を、手順や要領などに細かく分類します。
現場教育として、日常良く行われているのが、「私のようにマネをしてください。多分できますから。」というようなOJTと呼ばれる指導方法です。
マンツーマンで指導できて一見良さそうに思えるのですが、実は初心者にとってベテランの真似をするほど難しいことはありません。
先輩の動きを見た後、どうやってコーヒーを入れるのか、新人二人に書き出してもらいました。
<K君>
<Bさん> (赤字は他の先輩に聞いた指導内容)
K君とBさんは、それぞれ異なった内容になっています。
ベテランAさんのコーヒーを入れる様子を見ると、効率良く作業を行うためのノウハウがたくさん含まれていることが分かります。
また一度に複数の動作を行っていることに気がつきます。
今回のように、コーヒーを入れる行動は、比較的予測がつきますが、現場などで初めて行う作業だったらいかがでしょうか?
人間は、感じ方、考え方がそれぞれ異なります。指導内容は確実に伝えないといけませんが、OJTや座学だけでは、具体的な内容を全てを理解させることは困難です。
作業分解により、作業をひとつひとつの動作に落とし込むことで、曖昧だった作業内容を明確します。
ステップマスターの動画教材はどのようになっているでしょうか。
先ほどの「コーヒーの入れ方」を作業分解して、新人が、コーヒーを入れるための「正しい手順」を覚えてもらうことを目的として動画にしました。
作業分解で導き出された内容を現場で撮影をして、動画を制作します。
動画はわかりやすいといった反面、情報が大量に含まれています。 長い動画を見た後、「このとおりに行動してください」といわれても、 全てを覚えていません。ましてや、確実に行動させることは不可能です。
人の記憶は、情報が入ってくるとまず一時的に短期記憶に保管されます。 その後何度も繰り返すことによって、長期記憶となって永続的に記憶されます。
しかし、その短期記憶の容量は小さく、限界は7±2チャンクといわれています。 つまり7~9個ほどの情報しか一度に覚えられないため、それ以上のことは対応できずに忘却してしまうようです。
作業分解で精査された内容を、 記憶のメカニズムに基づき動画制作を行うことにより、情報の詰め込みすぎによる忘却を無くし、理解度の高い動画を制作しています。